人は食べたもので創られています。

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人を創る食べ物を育てるのが農家です。農家は人を創る、誇り高く責任のある仕事だと思っています。安全安心はもちろん、生き方や哲学が詰まった食べ物を育てたい。

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そこで行き着いたのが「秀明自然農法」農薬、化学肥料はもちろん、動物性堆肥（牛糞や鶏糞など）も使わず育てる方法。土の中に入れるのは、枯葉や枯れ草の植物性の堆肥のみです。

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土の中には、様々な役割を持った生き物が沢山います。生き物たちは、お互いに無いものを補完し合いながら土の中で生きています。そんな環境の中で育ったお米やお野菜を食べる事は、自分の事だけでなく人の個性を認め合える心を育んでいくことに繋がると、私たちは考えています。

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種もF1種ではなく固定種のモノを。毎年、圃場で自家採種をしています。固定種の種は現代の流通には適してはいないかもしれません。形も成長も個体によって違うので揃っていません。でも、それが自然だと思っています。人間も、大きい人もいれば小さい人もいますよね。早く駆け上がっていく人もいれば、マイペースに自分を磨いていく人もいます。みんな一緒に揃って同じように成長したら怖いと思いませんか？お米や野菜だってそうです。私たちと同じ生き物ですから。人も植物も、みんな違ってみんな良い。そんな想いも込めて、お米やお野菜を育てています。